ブログをご覧の保護者の皆様、こんにちは。
テスト期間中、お子様に「勉強の進み具合はどう?」と声をかけたとき、「うん、授業の内容はわかっているよ!」という頼もしい返事が返ってきたことはありませんか? それなのに、いざテストが返却されてみると「あれ?わかっていると言っていたのに、なんでこの点数…?」と不思議に思われた経験を持つ保護者の方は少なくないはずです。
今回は、この「わかっているのに点が取れない」という謎についてお話しします。
まずは「わかっている」と言えるお子様を褒めましょう!
「点数が取れていないのに褒めるの?」と思われるかもしれませんが、実は親に対して堂々と「学科の勉強がわかっている」と言えるのは、学校の授業をしっかり聞いている可能性が非常に高い証拠です。 授業中に居眠りをしたり、全く話を聞いていなかったりすれば、「わかっている」とすら言えません。ですから、まずは「しっかり授業を聞いて理解しようとしているんだね、素晴らしい!」と、お子様のその姿勢を認めてあげてください。
なぜ「わかっている」のに点が取れないのか?
では、なぜ授業を聞いて内容を理解しているはずなのに、テストで点数に結びつかないのでしょうか。
その最大の理由は、「子供たちは『内容がわかっていれば、テストで点が取れる』と思い込んでいるから」です。
小学生の頃は、授業で先生の話を聞いて「なるほど」とわかっていれば、テストでもそこそこ点数が取れたかもしれません。しかし、中学生以降の勉強では、「わかっている」だけでは点数は取れない仕組みになっています。
ここで、勉強の「理解度」と「テストの点数」の関係を4つの段階に分けてご説明します下記のイメージ図も思い浮かべながら読んでみてください。お子様が想定している点数と、実際の点数には大きな隔たりがあることがわかります。
①「わかっている」状態(目安:20点~50点ぐらい)
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状態: 学校の授業を聞いて、先生の話している内容は理解している。
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実態: お子様自身は「これで高得点が取れる!」と予想しがちですが、実はテストで取れるのはこのくらいの点数です。内容を理解しただけで、まだ「自力で解く」練習が足りていない状態です。
②「出来る」状態(目安:50点~70点ぐらい)
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状態: 授業でわかった内容をもとに、問題を解く練習をある程度している。
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実態: ワークなどで繰り返し練習し、テストでよく出るような「定型的な問題」なら一人で解けるレベルです。ここでようやく平均点前後の点数が見えてきます。
③「完璧」な状態(目安:70点~90点ぐらい)
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状態: かなり多種多様な問題で解く練習をしており、ワークや教科書の知識を網羅している。
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実態: 少しひねられた問題や応用問題にも対応できるようになり、高得点が狙えるレベルです。
④「他の子に教えられる」状態(目安:90点~100点)
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状態: ただ問題を解けるだけでなく、「なぜ今この分野を学習するのか?」という本質や、周辺知識まで網羅している。
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実態: 問題の聞かれ方が変わったり、問題文に情報が少し不足していたりしても、自ら予測して解答を導き出せる最強の状態です。人に教えることで、さらに自分の知識も定着します。
まずはお子様に「事実」を伝えてみてください
お子様がテストで点が取れずに落ち込んでいたり、「どうせ勉強しても無理だ」と投げやりになっていたりしたら、それは能力の問題ではなく、単に「わかっている(インプット)」と「出来る(アウトプット)」の違いに気づいていないだけかもしれません。
「授業がわかっているのは本当にすごいことだよ!でも、テストは『わかっている』だけだと解けないようにできているんだって。そこから『自力で解ける』ようになるための練習が必要みたいだよ」
そんな風に、まずはこの仕組みをお子様に伝えてあげてみてください。 「わかっている」という素晴らしいスタートラインに立っているお子様なら、正しいステップを踏めば必ず「出来る」ようになります!

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