勉強しようと思ったらやる事。決意を無駄にしないための5つの鉄則

いつもご覧いただきありがとうございます。 今日は、理数系の知識や解法ではなく、もっと根幹にある「勉強を始めるための準備」について書きたいと思います。

実は僕自身、昔は勉強に手をつけるまでが本当に苦手でした。「今日こそはやるぞ!」と何度も決意しては、ゲームの誘惑に負けて挫折する……そんな情けない経験を数え切れないほどしてきました。

だからこそ、もし今「一念発起して頑張りたい!」と思っている人がいたら、僕の失敗と成功の経験が少しでも役に立てばと思い、この記事を書いています。

本気で頑張りたいと思ったら、いきなり机に向かうのではなく、まずは以下の5つをやってみてください。

 

① 勉強を「いきなり」始めない(環境を整える)

「よし、頑張ろう!」と思えたこと自体は本当に素晴らしいです。しかし、残酷な現実をお伝えします。そのモチベーションは、一瞬で消え去ります。

人間の意志の力は驚くほど弱いです。ここでするべきことは、気合いを入れることではなく、身の回りにある「勉強を阻害するもの」を徹底的に排除することです。 モチベーションはすぐに消えますが、一度整えた環境はその後もあなたを支えてくれます。

具体的なアクションとしては以下のようなものです。

  • ゲーム機を売却する、思い切って破棄する。

  • スマホにペアレントコントロールをかけてもらう、親や家族に物理的に管理をお願いする。

  • 机の周りを片付け、視界に余計なものが入らないようにする。

  • 今日やる教科書や参考書を、部屋で一番目につきやすい場所に配置する。

② 勉強する場所を「外部」で探す

「家では勉強できない」と諦めてください。 家は、今までの「勉強しなかったあなた」がリラックスするための場所です。そこで急に勉強モードに切り替えるのは、至難の業です。家を出て、強制的に勉強させられる環境を作りましょう。

  • 塾や学校の自習室をフル活用する。

  • 学校の放課後、できる限り教室や図書室に残る。

  • 家の近くのカフェに行く(毎日通うための数百円を保護者にお願いして確保してもらうのも有効な投資です)。

ポイントは、「可能な限り家から近く、アクセスしやすい場所」を選ぶことです。移動のハードルが高いと、それだけで行くのが億劫になってしまいます。 

③ 今までの友人と「疎遠になること」を受け入れる

少し厳しい話かもしれませんが、これは避けられない真実です。 今まであなたが付き合ってきた友人たちは、「勉強が嫌いな(あるいは勉強をしてこなかった)あなた」と気が合う仲間です。

あなたが本気で勉強を始め、目標に向かって進み始めたなら、話の合うポイントや時間の使い方が変わり、遅かれ早かれその友人たちとは疎遠になっていく可能性が高いです。 それは決して悪いことではありません。あなたが成長し、ステージが変わるための通過儀礼です。孤独を恐れず、変化を受け入れてください。

④ 参考書選びには3日かけてもいい。そして「絶対に浮気しない」

「どの参考書がいいだろう」と悩む時間は無駄ではありません。1日でも2日でも、徹底的に情報収集をして、自分に合いそうなものを真剣に選んでください。

 

しかし、一度「これだ!」と決めて買ったら、絶対に他の参考書に浮気しないでください。 現在の市販の参考書はどれも洗練されており、どれを選んでも「最悪で使い物にならない」ということはまずありません。大切なのは、選んだ一冊を「全部覚えるつもりで徹底的にやり込むこと」です。何冊も浅くやるより、一冊のボロボロの参考書があなたの実力を作ります。

⑤ AIを「使い倒す」

今は本当に素晴らしい時代です。本人の「勉強する気」さえあれば、塾も家庭教師も必須ではありません。 (実際、僕自身も英検準一級は参考書とAIの活用のみで合格しました)

 

分からないところがあれば、すぐにAIに聞いてください。ただし、ただ答えを聞くのではなく、「AIにどう質問すれば、自分が理解しやすい適切な解説が得られるか?」というプロンプト(質問の仕方)の工夫を、勉強と並行して検証していきましょう。この「AIを活用して自学自習する力」は、一生モノの武器になります。

最後に

僕が本気で勉強に目覚めたのは、中学3年生の時でした。 大好きだった叔母が白血病で亡くなり、強烈な悲しみと無力感の中で「本気で勉強して、医者か科学者になろう」と決意しました。

その時、僕が一番初めにやった行動は、持っていた携帯ゲーム機(当時のPSP)を物理的にぶっ壊すことでした。僕の勉強は、そこから始まりました。

今振り返っても、ゲーム機を壊したことは「全然もったいなくなかった」と断言できます。あの時、退路を断って勉強を頑張ったことで、両手では抱えきれないほどの多くのものを得ることができましたし、昔の自分では絶対に辿り着けなかったレベルまで来ることができたと確信しています。

 

何かを変えたい、頑張ろうと思ったあなたを、僕は心から尊敬し、応援しています。 最初は辛いかもしれませんが、必ず景色が変わる瞬間が来ます。まずは今日、身の回りの誘惑を一つ片付けるところから始めてみませんか?