科学者へのインタビュー①

 当塾の講師でもあり、研究者でもある日浅先生にご自身の探求心がどのような所から生まれたのか?インタビューしてみました!

まとめ

自然の中で遊びながら、興味を持った習い事もまずはやってみる!

大介:日浅先生は博士課程も卒業されて多くの研究をされてたと思います。

どんな研究をされていたか?まず概要を教えていただいてもよろしいでしょうか?。

 

日浅:今までは植物資源、バイオマスと呼ばれるようなものを有効活用するということを研究してました。

植物バイオマスの中でも木材や未利用資源として海藻、みかんの皮などジュース絞ったあとのゴミをうまいこと使えることないか?という事に取り組んでいました。

 

大介:その海藻とかその植物の資源っていうのは、その後って何にするんですか?。

 

日浅:

海藻はエネルギーとして利用します。バイオエタノールとか、液体燃料ですね。

つまりにガソリン変換します。

 

大介:そのまま乾燥させて燃やすわけではなくて一回エタノールに変えてからの方がエネルギー効率が高いという事ですか?

 

日浅:使いやすい形にする事が重要でして。

乾燥させるだけだと燃やせるだけだから、ちょっと使いづらいわけですね。

エタノールとか、ガソリンとかだったら、既存のインフラに適応できます。

 

大介:一回変換してからの方が使いやすいというところですね。

近年のトレンドに近い事を研究されていたと思いますが、そもそもどうして科学者になろうと思ったんですか?。

 

日浅:科学者にまあなろうと思ってた訳ではなくて、

自然と植物が好きで、それについて勉強したいと思っていたけなんです。

大学に進んで、その後も大学院の修士課程、博士課程でも同じモチベーションで研究をしていったら、研究者という道に進んでいったという形です。

 

大介:気づいたらなってたみたいな感じなんですね!探究心がとっても大事そうですね。

小さいところはどんな子だったんですか?

 

日浅:小さい時は机の前勉強するっていう感じではなくて、

虫を取りに行ったり、川や山行ったり、友達と外で遊ぶことが多かったと思います。

 

大介:自然が結構豊かな地域だったんでしたっけ?特に好きだった事はなんでしたか?。

 

日浅:川で泳ぐとか、どういう魚か、どういうそのその山か、川にどういう植物がいたり、生き物がいるのかというのを知る事が好きでしたね。

 

大介:同じ山にいつも遊びに行ってたんですか?それとも、いろんな周りの山々に行かれていたんですか?。

 

日浅:子供だったので範囲が広くはないのですが。

何箇所かを回りながら、ここはこんな生物がいるんだなとか。

 

大介:元から聞こうと思った質問からずれてしまうのですが、いつから勉強しようと思ったんですか?自然に出て、興味があって、そこからいつ勉強に切り替わっていったんですか?

 

日浅:学校の勉強、数学と科学やテストを意識し始めたのは中学校入ってから今まで仲が良かった友達が急に勉強を始めていて、置いてかれると感じ出して勉強もやらなきゃいけないと思いました。

それが一番初めのきっかけではあります。

 

大介:その時は自分のその将来の進路とかと繋がってたわけじゃなくて、単純に勉強を始めたってことですか?。

 

日浅:そうですね!そこから少しずつ先のことを考え始めました。

それまであんまり考えてなかった方だと思います。

 

大介:勉強してた先で科学者などの道が開けると感じたのはいつ頃になりますか?。

多分中学生の時はね、特にその進路のこととか考えないで勉強を始めたとおっしゃっていたと思うんですけど、勉強が科学者や科学系の仕事と繋がったタイミングっていうのはいつ頃になるんですかね?大学生になってからですか?。

 

日浅:大学生になってから自分の興味があるものが勉強できだして進めていく中で、こういう仕事があるんだなっていうのを知って、あ、これ使えるやんと気が付きました。

 

大介:大学に入ってから気づいた形になるんですね。

 

日浅:働くことなども全然考えてなかった。

 

大介:ちゃんと科学者になっているので素敵でいいと思います。

日浅先生の親御さんにしてもらった中で探求心が自分的に上がったなって思うことを教えてほしいのですが、何かありますか?

 

日浅:僕の親はま基本的になんでもやらせてくれてまして。

僕がちょっと興味が出たことを、なんでもやってみたらっていう話してくれてたので、それがすごく大きかったのかなとは思います。

続く続かないっていうのもあると思うんですけども、やってみて自分がどう感じるかは、実際にやらせてもらえないとわからないので。

やらせてくれたのは良かったのかなと思います。

 

大介:ちなみに一番長く続いたのは何になるんですか?

 

日浅:一番身につづいたのは水泳でしたね。

 

大介:水泳が続いたんですね。

 

日浅:三歳ぐらいから始めたらしくて。

 

大介:かなり早いですね。

 

日浅:そこから小学校六年生なんで12歳ぐらいまでは続きました。

 

大介:逆にやりたいとは言ったものの、すぐ辞めてしまった習い事とかも覚えてる範囲でなんかあったりします?

 

日浅:うちの親はそこらへんが厳しかったので。やると言ったら続けろというか、小学校で始めたら、もう卒業するまで続けさせられていました。だいたい三年生ぐらいから始めても小学校まあ卒業するまでは全部続けてたっていう。

 

大介:一番辞めたいなと思ってたのはなんなんですか?。

 

日浅:最初はちょっとやってみたいと思うってやるんですけども、当時は人見知りなところもあったりして、大体の習い事が嫌でした。

 

大介:水泳以外はもうやめたかったんですね(笑)。

 

日浅:最初ちょっとやりたいと思ってやり始めて、少ししてうんなんかどうかなみたいな。

その後に楽しいなみたいなところに気づいたころもあるので、難しいところはあります。

 

大介:本当とりあえずやってみるっていうのは大事なんですね。

質問が変わります。科学系に進みたいと思ってる子供たちがいると思うんですけど、その子たちに伝えたいことがもしあればぜひよろしくお願いします。

 

日浅:何事も興味を持って、挑戦してみるという事が大事なんじゃないかと思います。

失敗とか怖がって、何も挑戦しなかったらやっぱり何も得られない。

挑戦した結果、それが良い悪いは置いといて、何かしらの結果は得られるますので。

それをもとに改善して、改良して、またトライしていくと。

これまでなかった変化というの自分で感じることができるので、そういうのを継続していくと。

 

大介:科学はそうやって広がっていくわけですね。

 

日浅:挑戦することは楽しいよというところは伝えていきたい。

 

大介:探求心が本当になんでできるのかなってのが知りたいのですがあまり調べてる人がいなくて。

今日のインタビューとても僕も勉強になりましたのでありがとうございました。

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