タイトル:「俺より強いやつを喰いに行く」7000年前に生息した恐竜も食べる巨大鰐‼
概要(100字以内):
約7000万年前のアルゼンチンに、恐竜を狩るワニ型の頂点捕食者コステンスクス・アトロクスが生息していたことが研究で判明した。この生物の体長は約3mだったのだが、自分より大きい生物も食べていたようだ。(99字)
〔画像引用:Live Science〕
用語:
超肉食動物:超肉食動物(ちょうにくしょくどうぶつ)とは、食事の大部分を肉に依存している動物を指す言葉です。
一般的に肉食動物と呼ばれる生物でも、種によっては植物や果実などを少し摂取することがありますが、超肉食動物は食事の70%以上を肉に頼るとされます。
例としては、ライオンやトラなどの大型ネコ科動物、オオカミ、ワニの一部の種、また化石で発見された絶滅種などが挙げられます。
彼らは鋭い歯や強靭なあご、狩りに適した身体能力を持ち、主に他の動物を捕食することで生態系の頂点に立ちます。
👉 簡単に言うと、**「ほぼ完全に肉しか食べない捕食者」**のことです。
チョリロ岩層:**チョリロ岩層(Chorrillo
Formation, チョリロ層)**とは、
アルゼンチン・パタゴニア南部(サンタクルス州リオ・ガジェゴス近郊)に分布する白亜紀後期(約7000万年前)の地層のことです。
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年代:白亜紀マーストリヒチアン期(約7,000万〜6,600万年前)
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堆積環境:河川や湖などの陸成堆積物からなる
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特徴:恐竜やワニ類、魚類、植物などの化石が多く見つかる
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重要性:南米の白亜紀末の生態系や恐竜類の多様性を知る上で非常に貴重
この地層からは、ティタノサウルス類の大型草食恐竜、獣脚類(肉食恐竜)、さらに近年発見されたコステンスクス・アトロクスのような超肉食動物の化石も出土しています。
👉 簡単に言うと、恐竜時代の終わりごろ、パタゴニアに広がっていた化石の宝庫となる地層です。